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【大引け概況】

21日の日経平均株価は小幅に続落し、終値は前営業日比74円82銭安の3万7677円06銭だった。
 
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前日の米株式市場では、NYダウが11ドル安と小幅に下落。また、為替も1ドル=148円台半ばに円高が進行した。これを受け、東京株式市場も値を下げてスタートした。
ただ、下値には値頃感からの買いが流入したほか、為替が円安に振れたことも好感され売り一巡後はプラス圏に浮上し、前場は一時200円を超える上昇となり3万7900円台に乗せる場面があった。しかし、後場に入ると再び売りに押される展開となった。米株価指数先物が下落したほか、週末ということもあり、ポジション調整の売りも膨らみ、結局、日経平均株価は下落して取引を終えた。大手銀行株は人気化し、TOPIXは7日続伸と昨年7月下旬以来の水準に上昇した。
 
一方で日経平均は上昇する場面も多かった。米半導体設計アンペア社の買収を発表したSBGが買われたほか、日銀の追加利上げ観測を背景に銀行株にも買いが目立った。3月末を見据えて配当の権利取りも意識され、日経平均は一時200円を超えた。
 
さて、東京株式市場は週末らしく様子見相場となって日経平均はマイナスへ。日経平均は25日移動平均線(3万7909円)や心理的な節目でもある3万8000円辺りを意識して伸び悩んでいる。ただ、目先の悪材料は消化しており目立った売り物も出ていない。トピックスの動きを見る限りボックス上限を上抜けしそうな雰囲気で、新年度以降にも多少の期待は持てそうな状態だ。



 

 
東証株価指数(TOPIX)は7日続伸し、終値は8.20ポイント(0.29%)高の2804.16だった。7日続伸は2023年12月29日〜24年1月15日(8日続伸)以来で、昨年7月以来の高値水準。JPXプライム150指数は5営業日ぶりに反落し、1.24ポイント(0.10%)安の1208.23で終えた。
 
東証プライムの売買代金は概算で5兆9909億円、売買高は26億6469万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は834。値上がりは757、横ばいは46だった。
 
 
業種別株価指数(33業種)は金属製品、輸送用機器、保険業などが下落。鉱業、その他製品、銀行業などが上昇した。
 
個別銘柄では、三菱重工業や川崎重工業、IHI、日本製鋼所が下落したほか、アドバンテスト、ディスコ、レーザーテック、SUMCO、アドバンテストが値を下げた。トヨタ自動車や三菱商事、日本郵船が軟調。リクルートホールディングスも安い。また、植田総裁の発言を受けて、住友不動産、三菱地所など大手不動産株の一角も売られた。
このほか、オリンパス、日東電工、コニカミノルタ、太陽誘電、富士通などが下落した。
 
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループが人気を集め上場来高値を更新したほか、三井住友フィナンシャルグループやみずほフィナンシャルグループが買われた。コンコルディア・フィナンシャル、ふくおかFG、しずおかFG、りそなHD、ゆうちょ銀行など銀行株の上昇が目立った。また、米エヌビディアのリリースで住友電工が言及されたことが材料視されて同社が買われたほか、フジクラも上昇、バンナムHD、第一三共、ソニーグループ、ディー・エヌ・エーなどが上昇した。メルカリは証券会社レポートでの格上げを受けて買われた。