
前日の米株式市場では、NYダウが11ドル安と小幅に下落。また、為替も1ドル=148円台半ばに円高が進行した。これを受け、東京株式市場も値を下げてスタートした。
ただ、下値には値頃感からの買いが流入したほか、為替が円安に振れたことも好感され売り一巡後はプラス圏に浮上し、前場は一時200円を超える上昇となり3万7900円台に乗せる場面があった。しかし、後場に入ると再び売りに押される展開となった。米株価指数先物が下落したほか、週末ということもあり、ポジション調整の売りも膨らみ、結局、日経平均株価は下落して取引を終えた。大手銀行株は人気化し、TOPIXは7日続伸と昨年7月下旬以来の水準に上昇した。
一方で日経平均は上昇する場面も多かった。米半導体設計アンペア社の買収を発表したSBGが買われたほか、日銀の追加利上げ観測を背景に銀行株にも買いが目立った。3月末を見据えて配当の権利取りも意識され、日経平均は一時200円を超えた。
さて、東京株式市場は週末らしく様子見相場となって日経平均はマイナスへ。日経平均は25日移動平均線(3万7909円)や心理的な節目でもある3万8000円辺りを意識して伸び悩んでいる。ただ、目先の悪材料は消化しており目立った売り物も出ていない。トピックスの動きを見る限りボックス上限を上抜けしそうな雰囲気で、新年度以降にも多少の期待は持てそうな状態だ。