前週末に1960年12月から1961年1月にかけて記録した過去最長の14連騰と肩を並べていたが、そこからさらに一つ積み上げ歴代単独1位の連騰記録を達成した。
22日の衆院選では大方の予想を上回る自民・公明の与党の圧勝劇がリスクオン相場を後押しした。前週末の米国株市場でNYダウが大幅高で連日の過去最高値を更新したことや、外国為替市場でドル買いが進み一時1ドル=114円台のドル高・円安に傾いたことも強い追い風となった。
JPX日経インデックス400は11日続伸した。終値は前週末比134.96ポイント高の1万5471.27だった。東証株価指数(TOPIX)も11日続伸し、14.61ポイント高の1745.25で終えた。いずれも年初来高値を更新した。
東証1部の売買代金は概算で2兆5942億円。売買高は15億8207万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は313、変わらずは80銘柄だった。
個別では、日電産と信越化は年初来高値を更新した。ファナックとコマツが上昇し、京セラと日東電も上げた。
一方、セブン&アイとイオンは下落した。花王と資生堂は年初来高値を更新した後に下落した。NTTとJR東日本も安かった。
東証2部株価指数は前週末比14.93ポイント高の6876.29ポイントと4日ぶり反発。値上がり銘柄数は341、値下がり銘柄数は126となった。
個別では、ピーエイ、高砂鐵工、カワセコンピュータサプライがストップ高。ファステップス、カワタは一時ストップ高と値を飛ばした。富士ピー・エス、高田工業所、エスビー食品、アヲハタなど24銘柄は年初来高値を更新。グローバルダイニング、宮入バルブ製作所、DNAチップ研究所、京進、キクカワエンタープライズが買われた。
一方、RVHが年初来安値を更新。西芝電機、サンユウ、ジー・スリーホールディングス、都築電気、日本鋳造が売られた。