『米中首脳会談後はNYダウ高?』=日経平均の7日連続安とは対照的にNYダウは堅調な展開が続いている。マーケットでは、こうした背景には、「米中首脳会談のあとはNYダウ高が続く」との見方をする向きもある。
確たる証があるわけではないが、確かに、昨年9月25日にオバマ大統領と周国家主席の米中首脳会談が行われたときはNYダウが9月25日の1万6314ドルから11月3日の1万7977ドルまで約2カ月にわたって上昇した。
今回は3月31日に核サミットで米中首脳会談が行われている。会談の中心は、昨年も今年も、中国の南シナ海への軍事進出だったといわれるが、いずれも中国は高圧的態度で受け付けなかったという。アメリカは強い経済力を見せ付けることで、不振の中国経済に対し力のバランスをとっているようで、その象徴がNYダウ高ということのようである。
真偽のほどは分からないがNYダウの上昇は投資家には歓迎である。今回、首脳会談の行われた日のNYダウは1万7685ドルである。前回と同じ2カ月の賞味期限とすれば5月末頃まではNYダウの堅調は続くことになるのだが。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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