今回の豪雨による河川氾濫被害では、日本列島の安全を根本的に考え直すところに来ているようだ。山、海、川という美しい自然に恵まれた国だが、東日本の大津波、広島の山崩れ、あちこちの火山噴火や竜巻、そして今度の大洪水である。美しい女性が一夜にして夜叉に変わるごとく美しい自然が牙を剥いているようである。
大津波で海岸沿いには住めなくなったし、今回の洪水では河川の近くにも住むことが難しくなった。今後も異常気象は続きそうだから安心と思われていた住む場所を見直す必要がある。また、日本古来の木造がよいかどうか異常気象に適した住宅も見直す必要があるだろう。
神戸の大震災では木造住宅は地震には強さを発揮したが、竜巻や今回の洪水では多くの木造住宅が流された。テレビ画面で洪水の中、白いコンクリート製の住宅が流出を免れたことから水害にはコンクリートが強いようでもある。
災害に強い街づくりの土木管理総合試験所や企画開発を手掛けるオオバ、建設技術研究所などが出番となりそうだ。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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