『東芝株はどこかヘン』=明治6年(1983年)創業で社歴142年の老舗である東芝が2015年3月期決算の発表を再延期するという。不正経理が次々と見つかっているという。これまでの決算発表数字を信じて投資した人はどうなるのか。2007年の1185円が去る8月25日には341.2円と7割も値下がりしている。ここまで遡ることはないとしても2013年4月の高値565円からでも約4割の値下がりとなっている。
とくに、素朴な疑問として感じることは、これだけ長期間にわたって決算発表が行われていない中で売買が継続されていることだ。極論すれば、ウソの数字で売り買いをさせていることになるのではないだろうか。どこかヘンである。しかも、お金を借りて取引する「信用買い」が非常に多くなっている。投資は自己責任によって成り立っているが、その前提は正しい決算数字の公表である。公表がされないまま売買を認めるというのはどこかしっくりしない。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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