『中国の投資家人口9千万人の影響』
中国の株式市場がこのところ軟弱状態だ。代表的な上海綜合指数は、去る6月12日の5166ポイントから6月29日には4053ポイントまで短期間に約21%の急落となっている。このところの中国個人投資家の信用取引を使った買いが急膨張した反動が出ているようだ。
中国はGDPの10%台成長から7%ていどの成長率まで経済が減速、商売もうまく行かなくなっているようだし土地も値下がりし結局、株しかないという国民の思いとなっているようである。不景気の株高ということになるかもしれない。
結果、中国の投資家人口は約9000万人と、遂に、共産党員数を上回ったとも報道されている。中国政府にとってもマーケットに目配りした政策が求められそうである。足元で4000ポイント台をキープできるかどうかが中国政府の政策を占ううえでも注目される。もちろん、日本にも中国の株安が続くと、「爆買い」が期待できなくなる心配がある。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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