2月2週
今週の相場感
(2) 欧米動向
米投資雑誌バロンズに登場したアノマリー。
「スーパーボウルに熱心な企業ほど、その年のその会社の株価が冴えないことが多い。
今年のスーパーボウルでは食品や飲料にアゲインスト。
(アップルも?)。
ところで、入場券の平均価格は50ドル以上値上がり。
過去最高の950ドルを記録した。
ただし転売相場では昨年2990ドルだったが、今年は3398ドルという。
ニューオリンズのホテルは2つを除いて満室。
ただ空いていた2つは1泊2600ドルで通常の700%増し。
飛行機代は400%増し、レンタカーは300%増し、駐車料金は3倍。
広告費は30秒のスポット広告で400万ドルと記録的。
因みに・・・。
スーパーボウルのチケットは1999年以来292%上昇したという」。
そして結論。
「楽しい日々が戻ってきた。
30秒400万ドルの広告費を使えるならば、企業は間違いなく儲かっている。
チケットの上昇は間違いなくインフレの筈」。
もう一つのアノマリーはNFCチームが勝てばその年は株高。
AFCチームが勝てばその年は株安。
名門49ersに買った新興レーベンズはAFL所属。
アノマリー的には良くはない。
しかも試合中第3Qには停電のため長時間中断されるという前代未聞の事態が発生。
アノマリー的にはどうなるのか、結構微妙。
(3)アジア新興国動向
中国は春節の休場。仕切り直しになるのかどうかの分水嶺か。
【展望】
スケジュールを見てみると・・・。
週末:中国春節(〜15日)
11日(月):建国記念の日で休場、ユーロ圏財務相会合
12日(火):マネーストック、消費動向調査、米財政収支、一般教書演説。ECB財務相理事会、上海・香港等休場
13日(水):日銀金融政策決定会合(〜14日)、米小売売上高、企業在庫
14日(木):10〜12月期GDP、白川日銀総裁会見、ユーロ圏10〜12月GDP
15日(金):鉱工業生産確報値、米鉱工業生産、ミシガン大学消費者信頼感、G20財務相、中央銀行総裁会議
中国休場で拍子抜けになるのか。
あるいは、スッキリ相場になるのか。
結構微妙。
1日信用の活躍もあろうが、売買エネルギーの上昇は明確。
信用取引の買い残は804億円増加して1兆7237億円。
6週連続の増加となり。2011年3月11以来の水準まで回復した。
売買高上位10銘柄占有率(大商い株占有率)は昨日43.6%。
みずほ5,5億株、パナ3億株、マツダ2.9億株、板硝子1.8億株、MMC1.8億株、
東洋紡1.4億株、三菱UFJ1.1億株、NEC1.1億株、鉄1億株。
ベストテンはすべからく億株単位の商い。
かつて夢見た「鉄1億株の商い」がいともたやすく実現している。
因みに、この占有率。
昨年11年9月に17.4%まで低下し底打ちしている。
その前に高かったのは10年7月の58.2%。
06年12月48.9%、05年10月51.8%、03年12月51.3%。
97年11月の61.7%というのがここ20年のバッケンレコード。
直近のボトムは2000年4月の8.3%。
それ以前は96年12月8.9%、94年12月9.1%、92年11月8.1%。
歴史的相場であれるとすればピークの61.7%を抜けて欲しいもの。
もっともその時の主役がみずほでは何となく寂しいが・・・。
信用取引の評価損率はマイナス1.09%と悪化。
「含み益の出た銘柄を売って新規買いが増えたため」との解釈。
これはそうだと思われる。
むしろ驚いたのは裁定買い残。
前週に比べて1兆965億円増加し3兆7505億円まで積みあがった。
誰もが上限としていた「2兆円」どころか4兆円に迫る勢い。
裁定残の2兆円が重石になって解消売りからの下落シナリオは一気に崩れた。
次はどういう論法で裁定を解釈するのか興味深い。
因みにリーマンショック前のピークは6兆円だった。
そして明日はミニSQ。
1月SQ値は10771円。
昨年12月SQ値は)9720円。
同11月SQ値は8745円。
この所SQ値はほぼ1000円ずつの上昇。
この延長線上で行けば11700円だが、ちょっときつそう。
とはいえ、遥かな目標値とされたのは2010年4月の11146円。
もし上回ってくると、次の目標は08年9月の12295円。
リーマンショック直前の水準を回復することになる。
日経平均の2月1日終値(2月月足陽線基準)は11191円。
2月4日終値(今週の週足陽線基準)が11260円。
今のところ月足陽線。
週足は13週連続での上昇の可能性大。
ああだこうだと解釈は微妙に市場にあわせたものに変化しているが、上昇は継続している。
合成指数の日経平均ばかりに目は行くが、課題はTOPIX。
昨日の高値は974.51。
11年1月高値976,28ポイントを越えられるかどうか。
そしてその先は10年4月の1006。
そこまで行けばもう少し風景は変わるのだろうが・・・。
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