【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、企業業績の改善期待
東証スタンダード市場は米関税政策を巡る不透明感後退や、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待が投資家心理を支えた。相次ぐ決算発表で企業業績の改善期待が高まったことや、為替の円安も株価指数を後押しした。
スタンダードTOP20は続伸。出来高3億6372万株。
値上がり銘柄数843、値下がり銘柄数572と、値上がりが優勢だった。
個別では児玉化学工業、日本鋳鉄管、アドバネクス、ジオマテック、オーバルがストップ高。安永、パリミキホールディングス、日本ロジテムは一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ、明豊ファシリティワークス、美樹工業、太洋基礎工業、ソネックなど189銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、トレードワークス、コーチ・エィ、歯愛メディカル、ミクニが買われた。
一方、鈴茂器工、システムソフト、サンメッセが年初来安値を更新。協立情報通信、Mipox、NCD、アイビーシー、小池酸素工業が売られた。