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【オープニングコメント】
堅調展開か |
8日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万6500円-3万7000円を想定(7日終値3万6779円66銭)
米国株は上昇。ダウ平均は284ドル高の41113ドルで取引を終えた。
現地7日の米国株式が3日ぶりに上昇した動きから、買い先行スタートが見込まれる。決算発表が本格化するなか、米関税政策の影響を受けにくい銘柄への物色が続きそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の後半(7日は143円18-20銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の半ば(同162円69-73銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比180円高の3万6960円だった。
【好材料銘柄】
■林兼産業 <2286>
前期経常を一転49%増益に上方修正。
■フルッタフルッタ <2586>
前期経常を80%上方修正。
■トヨコー <341A>
前期経常を59%上方修正。
■コロプラ <3668>
上期経常が2.5倍増益で着地・1-3月期も67%増益。
■メルカリ <4385>
7-3月期(3Q累計)最終が34%増益で着地・1-3月期も3%増益。
■HENNGE <4475>
今期経常を上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.93%にあたる30万株(金額で6億7500万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月8日から6月30日まで。
■キッセイ薬品工業 <4547>
前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は6%増益、前期配当を10円増額・今期は20円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.27%にあたる140万株(金額で53億3400万円)を上限に、5月8日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施。取得した全株を6月27日付で消却する。配当と自己株式取得の合計で5年総額570億円を還元する中期経営計画を策定。
■鳥居薬品 <4551>
塩野義製薬 <4507> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株6350円で7日終値を13.8%上回る水準。買い付け期間は5月8日から6月18日まで。
■LINEヤフー <4689>
前期最終は36%増益で着地。また、発行済み株式数の3.93%にあたる2億8142万5892株(金額で1500億3308万2436円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は5月8日から6月4日まで。買い付け価格は533円。取得した自社株から480万株を控除した株式を7月1日付で消却する。
■前澤給装工業 <6485>
前期経常を17%上方修正、配当も15円増額。
■ウッドワン <7898>
前期経常を2.6倍上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
8(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合の議事要旨(3/18~3/19)
4月都心オフィス空室率(13:00)
10年国債入札
《決算発表》
トヨタ、任天堂、ソフトバンク、武田、ダイキン、NTTデータG、富士フイルム、バンダイナム、味の素、花王、コナミG、郵船、IHI、大ガス、トレンド、JFE、千葉銀、TIS、日清食HD、オムロン、日テレHD、小野薬、三菱自、KADOKAWA、栗田工、イビデン、ヤマハ、ライオン、ニコン、カカクコム、群馬銀、ヤマダHD、全国保証、SUMCO、名鉄、グリコ、NSD、長瀬産、リログループ、ハウス食G
【海外】
米30年国債入札
《米決算発表》
ショッピファイ
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