【市況】東京株式(寄り付き)
=一進一退スタート、短期的な過熱感が上値抑制
【寄り付き概況】
7日寄り付きの日経平均株価は一進一退となっている。始値は前日比126円67銭安の4万0668円19銭。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに反発した。米国内での1000億ドルの追加投資計画が明らかになったアップル<AAPL>が大幅高となり、株価指数を押し上げた。半面、トランプ米大統領は6日、半導体に対して100%の関税を課す方針を表明。この発言を受け、東京株式市場では半導体関連株が軟調な滑り出しとなり、全体相場の重荷となっている。7日はトヨタ自動車やソニーグループなど主要企業の決算発表が予定されており、その内容を見極めたいとのムードも強い。
東証株価指数(TOPIX)も一進一退で始まった。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やTDK、エムスリーが買われている。一方、ソニーGや中外薬、第一三共が下げている。