【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、投資家心理が改善
東証グロース市場は23日の日経平均株価が節目の3万5000円を一時上回るなかで投資家心理が好転し、新興株は買いが優勢だった。ただその後は戻り待ちの売りに押され、東証グロース市場250指数は下げる場面もあった。東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比0.74ポイント(0.11%)高の659.47だった。グロースCoreも上昇。
グロース市場では、QPS研究所やヘリオスが買われた。今期の業績見通しを引き上げたマクアケは制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。一方、サンバイオやDGは下落した。
値上がり銘柄数306、値下がり銘柄数257と、値上がりが優勢だった。
個別では、イシン、ミライロ、マクアケ、売れるネット広告社グループがストップ高。ジェリービーンズグループは一時ストップ高と値を飛ばした。ライスカレー、デジタルグリッド、農業総合研究所、リネットジャパングループ、Sharing Innovationsなど21銘柄は年初来高値を更新。グリーンモンスター、ヘリオス、ZenmuTech、BCC、アディッシュが買われた。
一方、THECOO、ジャパン・ティッシュエンジニアリング、サンバイオ、TalentX、令和アカウンティング・ホールディングスが売られた。