【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、好決算に着目した銘柄に買い
東証スタンダード市場は米関税政策を巡る不透明感後退や前日までの米国株が底堅く推移したことが好感された。相次ぐ決算発表を受け、企業業績改善への期待が高まったことや為替の円安も後押しした。
東証スタンダード市場指数は5日続伸し、前営業日比14.14ポイント(0.97%)高の1465.97と連日で算出来高値を更新した。 好決算に着目した銘柄に買いが入った。
スタンダードTOP20は続伸。出来高は5億6843万株。
値上がり銘柄数854、値下がり銘柄数587と、値上がりが優勢だった。
個別ではホリイフードサービス、芦森工業、ネクストジェン、パシフィックシステム、トレードワークスなど16銘柄がストップ高。オーウイル、安永、日本ロジテムは一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ、明豊ファシリティワークス、美樹工業、オーテック、太洋基礎工業など221銘柄は年初来高値を更新。堀田丸正、日本鋳鉄管、ヨネックス、AIメカテック、桂川電機が買われた。
一方、リベルタがストップ安。和弘食品、鈴茂器工、システムソフト、サンメッセは年初来安値を更新。協立情報通信、小池酸素工業、ETSグループ、ダントーホールディングス、NCDが売られた。