【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、小幅続落 大型株優位で

 
東証グロース市場は米中の貿易協議を巡る緊張緩和が意識されるなかで大型株に買いが入る一方、中小型株はやや弱含む展開だった。
市場では「大型株優位の相場で、中小型株からは資金が流出しやすかった」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は小幅に続落した。前引けは前営業日比0.36ポイント(0.05%)安の780.17だった。グロース250は続落、グロースCoreは反発。
 
グロース市場ではタイミーやデータセクが下落した。一方、カバーやLAホールデは上昇した。
値上がり銘柄数309、値下がり銘柄数254と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではクラスターテクノロジーがストップ高。L is B、イオレ、ランディックス、LAホールディングス、アンビション DX ホールディングスなど38銘柄は年初来高値を更新。アルファクス・フード・システム、Will Smart、STG、スポーツフィールド、シーユーシーが買われた。
 
 一方、BTMがストップ安。ダイブ、アスアは一時ストップ安と急落した。オルツ、ウェルネス・コミュニケーションズ、フラー、カルナバイオサイエンス、クリングルファーマなど6銘柄は年初来安値を更新。揚羽、JDSC、WDBココ、kubell、リボミックが売られた。