【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定目的の売り
東証グロース市場は、朝方は高く始まり、一時は年初来高値を上回ったが、その後は下落に転じた。指数はこのところ上昇基調を強めていたとあって、3連休を前に利益確定目的の売りが出やすかった。グロース系銘柄は蚊帳の外。主力株が鈍い動きとなった。
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比0.92ポイント(0.12%)安の780.53だった。グロース250指数、グロースCoreはともに小反落
グロース市場ではフリーやGENDA、ジーエヌアイが下落した。一方、トライアルやタイミー、QPS研究所は上昇した。
値上がり銘柄数211、値下がり銘柄数356と、値下がりが優勢だった。
個別ではラクオリア創薬、BTMがストップ高。ソフトフロントホールディングス、ブロードエンタープライズは一時ストップ高と値を飛ばした。地域新聞社、博展、イオレ、INGS、Hmcommなど30銘柄は年初来高値を更新。ENECHANGE、データセクション、ミーク、リビン・テクノロジーズ、GVA TECHが買われた。
一方、カルナバイオサイエンスがストップ安。GMOリサーチ&AIは一時ストップ安と急落した。オルツ、ウェルネス・コミュニケーションズ、アルファクス・フード・システム、GMO TECHは年初来安値を更新。アドバンスト・メディア、フレクト、イメージ情報開発、トヨコー、コラボスが売られた。