【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、幅広い銘柄に買い
【寄り付き概況】

 
8日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比224円55銭高の4万1283円70銭。上げ幅はその後300円を超えた。
相互関税を巡る日米合意に基づき、米政府が修正すると伝えられる中、幅広い銘柄に買いが入っている。
 
昨日の米株式市場でNYダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京株式市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。
 
また、国内主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績・好決算銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京株式市場の株価の重しとなった。
 
また、日米関税交渉で合意した関税や対米投資に対する日米の認識の違いが懸念材料となった。明日から3連休となることから、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。